自習室ミニアンケート
◆自習室の利用状況調査

 6月の自習室の利用者数は、1,875名でした。今回のアンケートでは前号に引き続き、このように多くの学生が自習室にやって来る理由は何なのか、学生がどんなことを求めているのか聞いてみました(今回は池田寛子先生にご協力頂いて、国際学部の学生42名に回答してもらいました)。アンケート結果は以下の通りですが、学生がより有効に自習室を利用するためには、どうサポートしていけるかを考えるきっかけができました。
 まず、自習室の利用目的について。これに対しては、レポートなど授業のためと答えた学生と、インターネットやコンピュータを利用するためと答えた学生が同数で、31名(複数回答可)。これは前回行ったアンケートと同様の結果となりましたが、インターネットやコンピュータの利用目的については、「語学や外国に関する情報」や「授業に必要な資料」を得るためと、なかなか有意義な利用がされているようです。自習室の教材で役に立つと思うものについては、NHKラジオなどの雑誌教材や視聴覚教材の、特に語学学習に関する項目を挙げた学生が多数いました。
 実際に、アンケート回答者全員が在学中に語学を習得したいと答え、その理由については、外国へ行きたいという目標に次いで、就職のためという回答が多くなっています(下記グラフ参照)。そのためか、語学センターで行ってほしいと思うイベントについての質問には、夏休みなどを利用した「語学学習のプログラム(英語に限らず第二外国語のプログラムも)」や「TOEFL・英検など資格試験の対策」などの回答があり、将来を見据えて、真剣に語学を学びたいと思っている学生が多いことがわかりました。その他、「自習室の機器の利用法」や「パソコンの講習会」といった実用性を求める意見もあがっています。

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