広島CALL研究会2001年度第1回定例会開催
県内の中学から大学まで、多数の英語教員が参加

  6月23日土曜日の午後2時から、語学センター第1LL教室において、広島CALL研究会2001年度第1回定例会が開催されました。当日は県内の中学校から大学までの英語教員57名が一同に会しました。

 広島大学教育学部の三浦省五教授を世話人代表とする広島CALL研究会は、CALL(Computer Assisted Language Learning)に対する知識と技能を向上させようという目的で昨年発足したものです。第1回定例会は昨年6月に安田女子大学で、第2回定例会は昨年11月に広島市立舟入高等学校で開催されました。毎回会場にはCALLを授業にどのように活かせるかと研究熱心な先生方がつめかけています。

 今回の定例会は、藤本学長からの挨拶の後、本学の英語の先生方が実際にCALL教室を利用してどのような授業やトレーニングを行っているかという事例が紹介されました。中でも毎年語学センターで行われている英語集中プログラム(インテンシブ・イングリッシュ・プログラム)についての発表では、WEB配信技術を使った2か月間の集中的なリスニング、リーディング、冠詞のトレーニングの成果に多くの先生方の注目が集まりました。受講者のプログラム受講前と受講後のTOEICスコアを比較した昨年度の伸びは、平均115.9点となっています。

 なお、インテンシブ・イングリッシュ・プログラムには、毎年多くの学生からの受講希望があります。

語学センター・語学教務員
堀本 真由美

◆◆◆ プログラム ◆◆◆
14:00 開会 司会 青木信之(広島市立大学教授)
挨拶 藤本黎時(広島市立大学学長)
14:00〜14:10 開会挨拶及び広島CALL研究会について
三浦省五(広島大学教授)
14:10〜14:30 設備・スタッフ紹介
横山知幸(広島市立大学助教授・広島市立大学語学センター専門委員会委員長)
14:30〜15:00 「CALLを使ったライティング授業の実践」
岩井千秋(広島市立大学教授)
15:00〜15:30 「広島市立大学英語集中プログラム」
渡辺智恵(広島市立大学講師)
青木信之(広島市立大学教授)
15:30〜15:40 休憩
15:40〜16:10 「新エルタスの紹介」
立川幸男(光琳館・メディア教育開発センター助教授)
中前佳子(光琳館・広島市立大学臨時職員)
16:10〜16:40 全体討議 
司会 青木信之(広島市立大学教授)
16:40 閉会の辞 
三浦省五(広島大学教授)

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