天重の隅っこ1
◆「はいい文」の川柳
≪少ない、と意図的に多用される。はいい文になりやすい≫
これは悪文か。「はいい文」って何だ。まあ、これだけではわからない。ことばは道具であって、盛る、あるいは伝える内容を無視して良し悪しは論ぜられない。さらに一部分のみ呈示して良し悪しを問うのはおかしい。が、これはやっぱし少くとも名文ではなく、良い文章とも言えないだろう。なぜなら僕がいま即席にでっちあげた文だもの。
文末に。をつける。文章語中に会話であることを示す場合、文末に」を加える。しかし、そこで改行する時、また。をつける厳格主義者がいて、その結果。」。という始末となる。以上も僕の作製文。
次は過激な実験作家、筒井康隆の創作した、そして僕が導きを受けた文。
≪この文章は。と、に関する極めて短い考察であるそもそも昔は。も、もなかったそうである≫
意味わかる?マルとチョンのこと。句読点物語。「。」、「、」のお話だよ。
≪言い分はいい文章で書きたいね≫
ナベブタなし天丼
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