◆'98 Intensive English Training Program
(英語集中トレーニングプログラム)
かなりの成果、受講者平均108.6点、最高280点の伸び!

 平成10年度広島市立大学指定研究(研究課題名:「Call Lab(Computer-Assisted Language Learning Laboratory)を利用した集中英語教育の効果について」)として、昨年11月2日から今年1月14日まで '98 Intensive English Training Programを実施した。このプログラムは、語学センター自習室のコンピュータ・ネットワークを利用し、英語のリーディング、リスニング、冠詞、前置詞をコンピュータ画面の指示にしたがって自主学習するもので、54名の学生が受講した。受講者全員に受講前と受講後にTOEICテスト(990点満点)を受験してもらい、プログラムの効果を測定したところ、受講前の全体平均が500.5点であったのに対し、受講後は609.2点で、108.6点もの伸びがみられた。また、200点以上向上した受講者が4名おり、その中でも最も伸びの大きかった受講者は280点の伸びを示した。
 コンピュータ・ネットワークを利用した英語学習プログラムは本学では初めての試みであり、サーバーへのアクセスが遅いなどさまざまな問題にも直面したが、TOEICの得点でみる限りにおいて、プログラムはかなりの成果を上げたと言えるだろう。

国際学部助手 渡辺 智恵
(語学センター専門委員)

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