自習室ミニアンケート
◆語学の検定試験について

 語学の検定試験の中には就職試験に有利だとして受験率の高いTOEICや英検、留学時によく必要とされるTOEFLなどがあります。今回のアンケートでは学生に、これら語学の検定試験について聞いてみました。アンケートに答えてくれた学生は(国際37人、情報4人、芸術1人)の合計42人です。このうち、過去に検定試験を受けたことのある学生は38人。検定試験を受ける目的に関しては「就職」に次いで「留学」と答えた学生が全体の74%、その他「自分のレベルを試したい」、「自分の役に立つと思う」、「学習意欲の向上」と、理由はさまざまですが動機をしっかり持って積極的に試験に参加しているようです。受験したことのある検定では、幅広い年齢層に知られている英検がトップ、続いてTOEIC(TOEICについては就職等で注目されているためか、大学に入ってから意識する機会が増えるようです)、それからTOEFLといった語学センターでもよく取り上げる検定試験が目立ちました。
 アンケート回答者の90%が、英語検定試験を受けたことがあります。留学や就職の武器ともなるこの資格に対しての学生の意見を、【不安に思う・かまわない】という二択で聞いてみました。結果は意外にも「かまわない」との回答が、「不安に思う」との回答を上回り、前者の回答をした学生には1、2年生が多くいました。「不安に思う」と答えた学生は理由として以下のことを挙げていました。「自分の英語力をスコアで証明できなければ英語力をアピールする方法がない」、「就職で不利になる」、「資格が大事と言われる世の中だから」、「将来困ったとき、資格を持っていないのが不安」。卒業が差し迫って自分の進路を考えたときに、資格の存在が大きくなってくるようです。

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