外国語に想う9
『やな奴?いい仲間?』

情報科学部教授  吉田 彰顕

 「外国語と私」の原稿依頼がありドキッとしました。中学高校と英語は大の苦手でしたので・・・。
 どうしようもなく英語(英会話)の訓練を余儀無くされたのは、初めての国際会議での発表がせまってからです。近くに英会話サークルがあり、ラジオ英会話のスキットを毎週暗記し、土曜夜の会合に通いました。いいメンバーにも恵まれ、転居するまで数年通いました。今も懐かしい思い出です。(お尻に火が付かないと・・・)
 その後も仕事柄なかなか英語から解放されず、「Toast Masters」に参加し、アイコンタクトや効果的なジェスチャの方法等を学んだこともあります。
 今は、発掘あるある大事典で「モーツアルトの音楽」がヒヤリングにいいと聞けば、そのCDを聴き、リラックス状態が効果的と聞けば、ビールを飲みながら2か国語放送を視聴し・・・私にとって英語は「やな奴ですが、いい仲間かも」。
 「英語はコミュニケーションの道具」と気楽に一杯!

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