語学センターの機器更新完了
21世紀に向けて、新たな外国語学習環境

国際学部助教授・語学センター専門委員長  横山 知幸

新しくなったLL第3教室、自習室

 語学センターの機器更新が、昨年度始まったが、この夏に完了。これで、まだ古いまま残っていたLL第3教室と自習室が、LL第1教室などと同じように、インターネットへの接続が可能となり、デジタル化され、多言語対応になった。どのブースでも、ホームページを見たり、電子メールをやり取りすることができる。ワープロソフトで、ハングル、ロシア語、アラビア語、中国語なども書ける。デジタル化された教材も利用できるようになった。
 また、LL第1教室にも更に改善が施され、従来出来なかった三倍速録画ビデオの再生が可能になったほか、学生ブースについては、デジタル音声コントローラの位置を卓上に移動させたり、カセットリモコンを増設したり、コンピュータの再起動ボタンを設置したりして、より利用しやすくなっている。

ホームページも登場

 さらに、語学センター事務室の尽力で、機器の利用をさらに便利にする運用支援型のホームページが試運転中。ハード面だけでなく、ソフト面でも新たな段階に進化しつつあるようだ。
 来年正式に21世紀が始まる。2001: A Space Odysseyのような映画とは異なり、一般の宇宙旅行はまだ夢だし、コンピュータとの死闘もないが、ロボットは二足歩行を行い、普通の人間が超小型通信機を持ち歩き、その通信機や昔電子計算機と呼ばれたコンピュータで巨大情報複合体とつながっている。学生諸君、だんだんおじさんたちが子供のころ夢見た未来になってきた。そしてこれからの未来は君たちの夢が作り出すのだろう。しっかり勉強しよう。

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