◆ニューズレターの発刊にあたって

語学センター長  山本 雅

 広島市立大学の語学センターは、広島市立大学における外国語教育の切り札的存在として設立されました。この語学センターは、その予算規模・建物・設備機器等の全ての面において、全国の大学でも有数のものです。また、学生数に対するLL教室の数、また設置されているLL機器の数から言えば、おそらく全国一でしょう。このような素晴らしい機器を今後どのように利用し、外国語学習の実をあげていくかは、市立大学の教員・職員・学生の全てに与えられた重要な課題です。
 語学センターは、設立されて既に1年たちましたが、その間にも種々の改善・向上がなされています。その最も大きなものは、今年からLL教室が3つ完備し、LL 機器も合計200台になることです。これらを利用して英語だけでなく、フランス語、中国語、ハングル、ドイツ語等の外国語教育が積極的に実施されます。また、ビデオ教材も既に相当数購入されており、今年購入される更に多くのビデオ教材と共に、ビデオ・ライブラリーが出来上がります。
 また、人的側面においては、事務を手伝って頂く人が新たにもう一人加わり、煩雑な事務処理に協力して頂きます。また、教員のみならずその他の利用者の皆さんにもいつでも気軽に立ち寄って頂けるような広い事務室も4月に完成しました。昨年はこのような場所がなく、関係者に多大な迷惑をかけたことと思いますが、今年からはこれが解消します。
 このように語学センターでは、多くの新しい出来事、種々の改善、改築がなされていますが、今までこのようなことを関係者に周知徹底する手段がありませんでした。語学センターでは今年より、ニューズレターを発行して情報交換の場とし、利用者の皆さんとの連絡を密にしたいと考えております。このニューズレターが第1回となります。語学センターは新しい情報をニューズレターを通して、皆さんに提供したいと考えておりますが、皆さんのほうでもニューズレターに掲載して欲しい情報がありましたら、どしどし語学センターのほうに持ち寄って下さい。このニューズレターが情報交換の場として有意義なものになることを期待しております。

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